エンジニア志望の場合、専門学校や大学、高専などの選択肢がある。どれを選ぶかによって就職できる企業が変わってくるため、学校選びは非常に重要だ。

専門学校は、Web系企業へのコネクションが強いケースが多い。
専門学校は就職サポートが手厚い点が魅力的であり、それに加えて毎日時間割が決まっており、エンジニアになるための勉強に専念できる環境が整っている。
ただ専門学校の場合、学校の知名度や規模によって就職サポートの手厚さや紹介してもらえる就職先が異なるため、しっかりと口コミを調べたうえで決めることが大事だ。

大学に進学する場合、大卒という肩書きを手に入れることができる。
そのため、エンジニア以外の職種への就職も可能であることが魅力と言える。
エンジニアに必要なこと以外に、経済学など幅広い教養を身につけることもできる。
ただ、大学に関しては本人のやる気次第の面が大きく、授業についていけなくなると大学に通わなくなってしまうこともある。
大学のレベルにも差があり、レベルの高い有名大学は大手企業への就職に有利だが、あまりにも大学のレベルが低いと就職活動で苦労することになる学生も多い。

高専に進学する場合、高校生の段階からエンジニアに必要な知識を学ぶことができる点が便利だ。
高専を卒業したあとに大学に編入したり、専門学校に通ってより知識を深めている学生もいる。
しかし、卒業できなければ高卒資格を取得できない。

このように専門学校や大学、高専など、どれを選んでもメリットやデメリットが存在する。
そのため、自分がやりたい仕事に適したスキルや知識を習得できる学校の見極めが大事だ。